発行日:昭和59年10月17日
・所報発行にあたって/所長 北嶋 昭
・研究報文 平田思想の展開における覚書-秋田県における明治以降の著作物を中心として-/齋藤 壽胤
・平田大人と六郷熊谷家とのふれあい/熊谷 義一
・平田篤胤と四方山譚 -彌高神社の草創は平田神社-/桐原 善雄
・随想 信淵大人と老人問題/川越 重昌
発行日:平成2年8月5日
・「草木撰種録」をめぐって-佐藤信淵と宮負定雄の草木雌雄説-/齋藤 壽胤
・九十九里浜の佐藤信淵(1) 房総九十九里の漁村と信淵/伊藤きよ子
・九十九里浜の佐藤信淵(2) 綱元・粟生村総兵衛と信淵/中村城
・九十九里浜の佐藤信淵(3) 綱元・不動堂村の角兵衛の跡/中村美家子談
・佐藤家霊位の追善供養について/渋谷鐡五郎
・佐藤信淵と中山真際-ある町奉行与力の覚醒-/上田太郎
発行日:平成4年5月1日
・佐藤信淵の神道観・序論-信淵の神道観萌芽の考察-斉藤 壽胤
・平田大人門弟家の由緒消息 川尻祝部國豊家の巻/渋谷鐡五郎
・平田篤胤の医学/石田真
・房総九十九里浜の佐藤信淵(4)綱元・北高根村の市郎左衛門と信淵/酒井要
・房総九十九里浜の佐藤信淵(5)綱元・屋形村の惣兵衛について/中村治郎
・房総九十九里浜の佐藤信淵(6)銚子の柳仁平治の跡/柳栄
・房総九十九里浜の佐藤信淵(7)九十九里の綱元たち/木島よし子
・平田・佐藤両大人頌徳歌について-作家・作曲者及び楽曲の考察-/松本秋次
発行日:平成5年11月1日
・平田篤胤の神性-祭神に祀られて-/斉藤壽胤
・平田篤胤大人の生命観-むすびと人の出生及び性命-正井勝人
・太初玄運魂魄分属図説
・地方に於ける平田國学の影響-武蔵國森道依の場合-中澤伸弘
・平田大人門弟家の由緒消息(3)/渋谷鐡五郎
・平田大人と六郷熊谷家とのふれあい(第二話)/熊谷義一
・平田篤胤大人の百年祭にささげまつる歌/井上一
・明治2年6月の平田延胤伺(秋田藩庁宛)について/武田秀章
発行日:平成7年7月12日
・神代系図考/斉藤壽胤
・毎朝神拝詞記の祭神の異同について-初版本と海底再版本の比較-辰守弘
・平田大人門弟家の由緒消息(4)/澁谷鐡五郎
・幕末期秋田平田塾で学んだ小池沢亀(武雄出身)のこと/吉野千代次
佐藤信淵大人の二人名跡/渋谷 鐡五郎 著
<目次>
刊行のことば/二人名跡の遠因/信淵大人家再興の萌芽/佐藤家概系/秋田における大人家の再興/東京における大人家の再興/二人名跡の是非/佐藤元清家の数奇な運命/佐藤米太郎家の数奇な運命/両家の苦難と繁栄/信淵大人家の宗・本家/余部
佐藤信淵の「天火の小球」説
=その説と西洋化学史への投影=/川越 重昌 著
<目次>
はじめの章
一章 天火の小球説の誕生
二章 「天火」「小球」「燃焼」について
三章 信淵の燃焼説とフロギストン説
四章 天火の小球説と本草・物産・名物学
五章 志筑忠雄の光明有体説と信淵説
六章 本多利明の説と信淵説
七章 司馬江漢の説と利明及び信淵の説
八章 平田篤胤の説と信淵説
九章 その他蘭学者の説と信淵説
十章 信淵の独創説としての天火の「小球」
十一章 天火の「小球説」の消滅と「遠西医方名物考補遺」
むすびの章
考証 佐藤信淵 飢饉の旅路
=父信季に従って故郷を後にした信淵に日光、足尾で何があったのか=/川越 重昌著
<目次>
はじめの章
一章 資料批判と旅の目的考
二章 飢饉の旅路
三章 運命との出会い
四章 信季の急逝と孤児信淵の江戸行き
むすびの章
考証 佐藤信淵(3)津山藩江戸屋敷
=殺気燃える猛士三十八人の決起=/川越 重昌 著
<目次>
はじめの章
一章 信淵、師を求めて初めての江戸へ
二章 殺気燃える怪事件考証
三章 事件の真相
四章 事件の意味
おわりの章
宇和島藩(四国愛媛県)と佐藤信淵
=信淵晩年の困窮を助け、且学び
信淵歿後に、その学識を日本思想史上へ
磐石に位置づけた藩、それが宇和島だった=/川越 重昌 編
<目次>
序
宇和島七代藩主伊達宗紀公・八代藩主伊達宗城公肖像
(一)佐藤信淵と宇和島藩との関係・・・兵頭 賢一(大正十五年稿)
(二)佐藤信淵と旧宇和島藩の農業・・・菅 菊太郎(昭和十一年稿)
(三)宇和島藩国元に於ける信淵農法の実施に関する所感・・・川越 重昌(平成七年稿)
(四)瀧本誠一博士の「佐藤信淵家学全集」の出版と影響・・・川越 重昌(平成七年稿)
(五)佐藤信淵述「弊政改革秘話」(津山藩秘事)新校訂・・・妹尾 和夫(平成七年校)
後記
正八幡母系神女靏女<上巻>
佐竹八幡宮女系神主の形容/渋谷 鐡五郎 著
<目次>
はじめに
一 正八幡母系神女『靏』とは
二 神女の起源
三 巫女
四 巫女の女系相続
五 宇佐八幡の勧請・分祀
六 佐竹家八幡神勧請の背景
七 佐竹義人の八幡勧請
八 八幡分霊の遷祀記録
九 神像は差し替えたか
十 若宮八幡宮
十一 神人の座上
十二 佐竹義人
十三 佐竹家秋田に国替
十四 常陸太田地方における『三靏』の伝承
十五 御神体
十六 八幡神霊土崎湊に到着
十七 久保田城内に鎮座
十八 佐竹家の信仰した神々
十九 神女靏家の神秘と格式
二十 神女靏の家系
二十一 神主小大夫家の経緯
正八幡母系神女靏女<下巻>
佐竹八幡宮女系神主の形容
渋谷 鐡五郎 著
<目次>
二十二 八幡宮神司者の窮迫
二十三 八幡宮参詣点描
二十四 正八幡宮の別当寺
二十五 神女靏の家系(二)
二十六 飛田ツル(一)
二十七 神主近谷家
二十八 飛田ツル(二)
二十九 御城三社の行方
三十 飛田ツル(三)
三十一 秋田における母系神女と靏との比較
三十二 正八幡宮守護役靏女の家系
三十三 靏女の署名
三十四 靏女の苗字と看抱家
三十五 靏家の葬所
三十六 参考「扶持・給銀」について
あとがき
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