彌高神社。厄祓、結婚式、お宮参り、安産祈願、七五三、地鎮祭、上棟祭など祈願を承ります。

彌高神社

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お知らせ

令和6年カレンダーを差し上げております。

彌高神社にお越し頂いた方に令和5年カレンダーを差し上げております。
数に限りがございます。無くなり次第、配布を終了いたしますので予めご了承ください。

令和5年度献詠歌

【代表歌】

篝火の火の粉夜空に舞い昇り彌髙太鼓の社に響く 由利本荘市 小松 金吉
「学問のすすめ」を書写し百歳が曾孫に送る合格祝 秋田市 田口 順子
千枚のこまちの種籾まき終えて腰伸し眺むる夕やけの空 井川町 遠藤 恵美子
どの窓もゆったり雲を遊ばせて竣工前の高層のビル 大仙市 佐野 仟加子
ジャガイモの芽を欠く手許明るみて雨水のけふは夕映え長し にかほ市 戸蒔 リツ
千秋の杜に手合わせし七歳児春秋めぐり娘は母となる 秋田市 鬼川 智恵子
春風が堅い花芽を揺する時「はい」と返事をするような朝 大仙市 今野 月江
三世代新水沢橋の渡り初め受け継ぐ命の貴さ思う 秋田市 伊藤 節子
おひる寝の保育園は静まりて椿のつぼみふっくらと紅 秋田市 猿田 桃子
はばたきのかたちにまずは咲き初めて風待つごとき水仙の花 秋田市 青海 ふゆ

【佳作歌】

思い出はマスクの笑顔コロナ禍の卒業写真あわれなるかな 秋田市 古澤 りつ子
彼岸へと渡った親しき人達がこちらにゐると思ふ朧夜 秋田市 篠田 和香子
自宅でもきっちり衣服整えてリモート開く息はサラリーマン 湯沢市 渡邉 睦
風ひかる林の奥の水芭蕉ワルツのようにあかるく咲きぬ 秋田市 小松 芽
あらためて縁結びの神に感謝せり知恵とやさしさ合わせ持つ嫁御 潟上市 加藤 ふさ
日の匂い気持ちいいねと言い交わし日向に干した夜具にくるまる 秋田市 渡部 栄子
清明節のやさしき雨に一輪草はなびら閉ぢてうなかぶしをり 秋田市 佐々木 順子
春の来てろう梅の香は福々しまだやれるよと背を押しくるる 秋田市 保坂 清子
芋蒔きの季節となりて迷い居りやりきれるかと九十三歳 秋田市 佐藤 チエ
潮騒の満ちくる磯の丘に立つ吾も風車も夕映えの中 男鹿市 三浦 善隆

厄年祓 還暦年祝祭 古希年祝祭は彌高神社へ

令和5年合格祈願について

このセットは、入学試験、資格試験、就職試験に日ごろの成果を発揮し、合格しますよう祈願致しました。
御神札は、神棚か勉強机にお祀りして下さい。
御守は、試験当日にお持ち下さい。
絵馬は、願いごと、ご氏名、日付(受験日)を記載し、彌高神社社務所へお届け下さい。
受験日当日に改めて祈願致します。
なお、御礼参りの際には御神札、御守などを社務所へお納め下さい。

令和4年度献詠歌

【代表歌】

米寿なる母の繰り言艶もちて吾の知らざる父も語らる 大仙市 佐野 仟加子
雪晴れて束の間照らす朝の日に森吉山の樹氷かがやく にかほ市 佐々木 勉
青と黄の国旗の民らに思い寄せ種まき咲かせんひまわりの花 井川町 遠藤 恵美子
ひたすらにただひたすらに杉の木は天に向かいて傾斜地に立つ 秋田市 後藤 美代子
風待ちの翼は白く高々と父祖ら植え来し防風林に 秋田市 長澤 妙子
春の陽の満ちる廊下に一歳のよちよち歩きを身構えて待つ 秋田市 長澤 善徳
寒空に戦火をのがれ避難せる罪なき子等の明日を祈りぬ 横手市 小笠原 孝子
ウクライナ支援の書店の募金箱吾も入れたり戦火やめよと 秋田市 田口 順子
退職の夫もちかえりし花たばを愛でてはなやぐ卒寿の母は 秋田市 加藤 隆枝
コロナ禍に往き来閉ざされ二年過ぐ白寿に近き姉なほ遠し 福島県福島市 後藤 智子

【佳作歌】

平凡と言ふ倖せに気づきたり新型コロナに脅かされて 横手市 石橋 喜一
寒造り酛を育てて夜半まで新酒の香り蔵中に満つ 潟上市 小玉 喜久子
さなきだに寂しきものを春の雨母とふたりの夕べを包む 井川町 小林 康子
鳥海の峽間に聞きし神楽笛風花舞える里に響かう 由利本荘市 小松 金吉
来年も作付け叶わぬ休耕田風の向きみて除草剤散布す 由利本荘市 二部 勧
二歩三歩と歩き始めた一歳の家族にみせる無上の笑顔 横手市 佐藤 千恵子
曾祖父とおぼしき「正幸」のうたにあふ弥高の社つぼみ膨らむ 大仙市 大友 順子
大陸のつめたき風におののきて男鹿三山に揺るるかたかご 潟上市 斎藤 忠弘
二斗の餅一人でついて子等に配り姉様笑まふ八十五歳 秋田市 斎藤 康子
大戦の酷さ知りうる父母の墓前に暫しウクライナ語る 横手市 西田 友子